スペロ機械工業HOME > 超高圧用素材

 超高圧用素材

(1) 大気による汚染がなく活性な金属の溶解に有効である。

(2) 脱ガス特性があり、ガス成分や蒸気圧の高い不純物元素の除去が可能となる。

(3) 不純物としてのH2は鋼の精錬過程に於いて大気や製鉄原料に含まれる水分の熱分解により浸入し、多量なH2の存在は著しい脆性を呈し、微量のH2もメッキ脆性、酸洗脆性、白点、遅れ破壊などの原因となり、これらを排除される。

(4) PはSとともに普通の鋼に於いても最も嫌われる不純物で高級鋼では0.03%以下に制限される。
Pは鋼の強さを増加する反面、伸びや絞りを減少し、特に衝撃値を著しく低下する。
Sも精錬に際に添加されたMnと結合してMnSの形で存在し、SはFeに固溶しない元素で、Mnが不十分な場合にはFeS化合物の形で結晶粒界に析出して鋼の強度や靭性を著しく低下するが真空溶解で除去される。

(5) Siはフェライトに固溶して強化する元素であるが、反面鋼の脆さを増加し、結晶粒の粗大化を助長して機械的性質を低下する元素で除去されねばならない。

(6) 非金属介在物は硫化物、珪酸塩、酸化物、アルミナの形で鋼の中に存在し、その種類などはJISに分類されているが、FeやMnの硫化物やAl23、高融点酸化物、窒化物があり真空溶解により除去される。

(1) AISI E4340VA (JIS SNCM439相当)
超高圧用素材として最も一般的鋼種で、
我が社はユーザーのニーズに応えるべく適寸材の常時在庫保有
窒化処理も実施。

(2) AISI E4340VAの改良特許材(SMUP)特許第1124226号
強度、靭性、低温衝撃値、溶接性に優れる、大型の鍛造用部品に最適、表層部分と内部との機械的性質の差が少なく、
X、Y、Z方向の材力の差が少ない。窒化処理も実施。

(3) 窒化鋼(SACM645)
特に表面硬さを要求される部品にユーザーの了解のもとに使用し、窒化処理を実施する。

(4) 析出硬化型ステンレス鋼(PH Stainless)
LDPEもEVA、EAAなど複合樹脂としてユーザーのノウハウ毎に複雑化し、耐蝕性を有しかつ強度も強く、衝撃値も適正なPHステンレス鋼の需要も近年高まって来て、これに対応すべく我が社も米国市場のアームコ社に素材購入のルートを求め、かなりの実績を積んで参りました。厳正なスペックを提示し、固溶化処理で輸入し、更に自社内設置の優れた熱処理炉にてH900-H1150Mに亘る熱処理を実施し、ユーザーの要望するスペックに対応した機械的性質を備えた製品を納入する体制を確立するに至りました。

今では国内の製鋼メーカーとタイアップして、PHステンレスを大気材だけではなく、真空溶解材で購入し、ユーザーの要望するスペックに対応した機械的性質を備えた製品を納入する体制を確立するに至りました。
このページのTOPへ
Copyright ⓒ 2009, SUPERO KIKAI KOGYO CO.,LTD

 使用圧300MPaを超えるLDPEプラントに使用される各種機器は過酷な条件にさらされる為に耐磨耗性、疲労強度を要求され、そのため製鋼の段階で真空溶解炉を使用し、下記に記す耐疲労性に有害となる金属中の不純物を除去し清浄度が高くなったのが真空溶解材でVA材と称する。

 真空溶解材料の採用
推薦鋼種
真空採用

真空溶解のメリット

真空メリット

推薦、利用されている鋼種

       
経緯
真空溶解材料の採用
真空溶解のメリット
推薦、利用されている鋼種
  超高圧用素材
素材経歴
素材トップ

 超高圧用部品生産の専門メーカーとしては優れた製品をユーザーに供給するためには優れた加工技術、加工設備に相俟ってその素材としての鋼材に対しても最大の配慮を払わねばならないのは当然のことであります。

 同じ鋼種であってもユーザーの生産品目のスペックの変動によって強度にウエイトを置くかまた耐蝕性、靭性にウエイトを置くかの違いは当然それぞれのケースにより発生致しますのでご指示に従い対応させて頂きますが、その意味では我が社は適正容量の効果のバラつきの少ない優れた熱処理炉を社内に設置しておりますので迅速な対応が可能となります。